一番人気物 東京人 2009年11月号 No.274 映画の中の東京 大瀧詠一 松本隆 成瀬巳喜男 川本三郎 是枝裕和 都市出版 サブカルチャー

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最終更新 2024/07/14 UTC

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東京人 2009年11月号 No.274 映画の中の東京

これまでも何度か、小津や成瀬に代表される戦後昭和映画を特集してきた月刊誌「東京人」。(09年11月号)の特集「映画の中の東京」はなんといっても、元はっぴいえんどの大瀧詠一・松本隆両名のクレジットに注目。なかでも大瀧さん自身の綿密な取材に基づく'大瀧詠一の「映画カラオケ」のすすめ'は圧巻です。

文学作品や古地図に描かれた場所を訪ね歩くことは、いまでは文芸ジャンルあるいは大人の知的娯楽としてすっかり定着した観もありますが、「映画カラオケ」とは、大瀧さん曰く「カラオケに歌手がいないように、映画の場面から役者を抜いてバーチャルな世界を作り、登場人物の視線でその世界を歩く」ことだそう。
採り上げているのは、成瀬巳喜男監督の『銀座化粧』(昭和26年)と『秋立ちぬ』(昭和35年)。僕自身も大好きなこの2作品、たしかに銀座を舞台にしているのも同じながら、一人の男の子が重要な役割で登場するのも共通しています。
その子供の目線に自分の目線を重ねながら、大瀧さんは場面場面のロケ地を実際に自分の足で辿りながら特定することによって、この2作品が一種のシンメトリー(対称)の関係にあることを明らかにしていきます。当然、映画が撮影された当時と現在では、その土地の外観もすっかり様変わりしているのですが、その綿密で地道な作業には、このジャンルに造詣の深い聞き手の川本三郎さんも舌を巻くほど。子供が通っていたであろう小学校まで特定してしてしまうのだから恐れ入ります。
かつてはっぴいえんどが、ロックという手法をもちいて<東京>という街が抱える孤独感や空虚感を表現しようと悪戦苦闘としていたように、時代と共に変貌していく街に対する大瀧さんの哀惜に近い思いが、紙面からひしひしと伝わってくるようで胸を打たれます。
Dr.Martens ドクターマーチン 3ホール

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東京人」2009年11月号 特集・映画の中の東京 / 大瀧詠一 大滝詠一/川本
東京人」2009年11月号 特集・映画の中の東京 / 大瀧詠一 大滝詠一/川本
東京人 No.274 (発売日2009年10月03日) | 雑誌/定期購読の予約はFujisan
東京人 No.274 (発売日2009年10月03日) | 雑誌/定期購読の予約はFujisan

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