【2024福袋】 対話促進型調停論の試み 吉田勇 熊本大学法学会叢書 成文堂 社会学

 
				            
成文堂刊 対話促進型調停論の試み 熊本大学法学会叢書 吉田勇著を出品させて頂きます。

目次

はしがき

第１章 日本社会における「法化」論の射程

はじめに

Ⅰ 日本社会における三つの「法化」論

1.「法化」という用語と「法化」という現象

2.社会構造的「法化」論

3.司法戦略的「法化」論

4.生活世界的「法化」論

Ⅱ 「法化」論の現在的課題

おわりに

第２章 紛争解決システムの競合と連携―紛争の「法的解決と「非法的解決」―

はじめに

Ⅰ 「紛争解決」概念の洗い直しと再活用

1.社会的紛争の複合性と「法的紛争」の部分性

2.紛争解決―紛争当事者と第三者

Ⅱ 紛争の「法的解決」と「非法的解決」の分化と統合

1.紛争の「法的解決」と「非法的解決」の意味

2.紛争の「統合的」解決の3段階モデル

Ⅲ 紛争解決システムの適切な選択を求めて

1.紛争解決システムの選択を規定する要因

2.紛争解決手段の選択可能性

3.紛争解決方法の三つの選択肢

おわりに

第３章 「法化」以前の社会規範と紛争調整の仕組み

はじめに

Ⅰ 社会の「法化」とはどのような現象か

1.「法化」と「反法化」・「非法化」の複合的過程

2.外発的「法化」と内発的「法化」の歴史性

3.複合的「法化」過程に働く社会規範

Ⅱ 「法化」以前の社会規範

1.第一次的社会規範

2.第二次的社会規範（紛争解決規範）

Ⅲ 「法化」以前の紛争調整の仕組み

1.共同体的紛争調整モデル

2.行政型の紛争調整モデル

3.司法型調停モデル

おわりに

第４章 司法制度改革とADRの可能性―日常世界と法の世界の架橋を求めて―

はじめに

Ⅰ 司法制度改革と「法の支配」

1.「法の支配」の現代的再定義

2.「意見書」にみる「法の支配」と日常世界

Ⅱ ADRの制度理念

1.「意見書」におけるADR

2.ADRの制度理念と公共型ADRの可能性

おわりに

第５章 日本社会におけるADRの可能性―「納得のいく解決」を求めて―

はじめに

Ⅰ 「法化」とADR

1.言葉と現像のずれ

2.現像としてのADRの概況―日米比較

3.裁判所における民事調停の歴史と理念

4.今般の司法制度改革とADR

Ⅱ 日本社会におけるADRの最近の動き

1.ADR法の制定

2.仲裁法の制定

3.対話促進型ADRの理念の普及

4.「日本司法支援センター（法テラス）」という総合的相談窓口の設置

Ⅲ これからのADRの可能性

1.「納得のいく解決」とADR

2.対話促進調停を合理的に選択しうる社会的条件

おわりに

第６章 調停モデルの変容―仲裁型調停から対話促進型調停へ―

はじめに

Ⅰ 伝統的な仲裁型調停モデル

1.三人吉三物語と三方一両損物語

2.２つの物語から抽出される仲裁型調停モデル

Ⅱ 日本近代の調停モデル

1.説得型調停モデル

2.互譲斡旋型調停モデル

Ⅲ 日本現代の調停モデル

1.評価型調停モデル

2.対話促進型調停モデル

おわりに

第７章 対話促進型調停の可能性―紛争当事者間の交渉力格差をめぐって―

はじめに

Ⅰ 対話促進型調停の可能性

1.日常世界と対話促進型調停の適合性

2.調停者の援助のもとでの対話の回復可能性

Ⅱ 対話促進型調停の限界

1.現実的限界と理念的限界

2.調停における当事者間の交渉力格差への対応

3.水俣病事件にみる相対交渉と調停

おわりに

第８章 対話促進型調停の制度化可能性

はじめに

Ⅰ 対話促進型調停の類型的位置

Ⅱ 家事調停における対話促進型調停の試み

1.家事調停における当事者主体型調停論

2.同席方式による調停への変換可能性

Ⅲ 対話促進型調停の制度化

1.対話促進型調停を定着させる二つの試み

2.対話促進型調停における法的情報ニーズへの応答可能性

3.裁判所における調停の制度的再編成の可能性

おわりに

あとがき




主観ですが、良品だと思います。
 
落丁はございません。
 
あくまでも中古品にはなりますので、ご理解いただける方のみご入札お願い致します。
 
落札者様とのお取引について
 
お支払方法はヤフー簡単決済になります。
 
発送方法はゆうパック・レターパックライト（\370）・ゆうパケット（\230）よりお選び頂けます。
 
手渡し・冊子郵便・クロネコメール便・定形外郵便等は一切致しません。
 
できる限りご入金が確認できてから48時間以内に発送できるよう、心がけます。
 
◆◆★★（定形外郵便ご希望の方や送料にご不満の方は御入札はお断りいたします。）◆◆ ★★◆◆★★

 
 
 











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