上品な 陸軍実役停年名簿４冊（衛生官・経理官）大正５年、１１年、昭和３年、８年 戦記、ミリタリー

 
				                                                                                                                                                                                                                                                                                                            
本４冊は、日本陸軍の衛生部（軍医など）、経理部（主計）の大正時代や昭和時代の現役将校相当官を序列順に記載した陸軍の人事管理名簿です。
 
日本の近代をリードしてきた軍人たちのデータブックといったところでしょうか。
 
名簿は古いものから大正５年（1916）の衛生部、大正１１年（1922）の経理部、昭和３年（1928）の衛生部、昭和８年（1933）の衛生官の名簿です。
 
名簿には、
中原中也の父（中原謙助三等軍医正）、
松本清張著「昭和史発掘１」の陸軍省機密費事件で陸軍大将田中義一を告訴した三瓶俊治二等主計、
ノモンハン事件後の昭和１４年（1939）9月に、総力戦を経済面から研究するために、日本の陸軍省経理局内に設立された研究組織「陸軍省戦争経済研究班」 を率いる秋丸次朗三等主計（のち主計大佐）、
太平洋戦争開戦前に国力を詳細に調査し、戦争の見通しについて報告書を作るなど行い、アメリカで亡くなった新庄健吉二等主計（のちの主計大佐）、
戦時中の悪名高い７３１部隊を率いた石井四郎一等軍医（のちの軍医中将）など一見して掲載されています。
 
停年名簿はアジア・太平洋戦争が終結する前年の昭和１９年（1944）のものが最後です。当然、一番新しい停年名簿でも８０年は経過しており、現在、出品しているものも１世紀を経っているもののあります。
 
今後、停年名簿が世に出回る機会は時代が減るにつれ、ますます減っていくと思います。まさに一期一会！歴史に興味のある方、親戚等に陸軍にいた方などいかがでしょうか。
 
経年によるヤケ・シミ・劣化のほか、停年名簿によくある人事異動に関する書込み等も多数あります。そういった停年名簿の性質をあらかじめご承知ください。
 
目安として１冊あたり約１５０頁、縦２２㎝、横１５．５㎝。４冊で厚さ３㎝。 
 
写真にてご判断いただき、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。
 

  
未使用級✨ beruf baggage nomad 30+ ノマド リュック