超格安一点 コレクションのすすめ・日本の版画家/吉田正三/限定1000部/定価37000円/版画愛好家及び収集家のための啓蒙書・参考書・教科書に重点を絞る 解説、評論
¥8,550
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最終更新 2024/08/01 UTC
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1986年 262P 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
まえがき
生活者は誰でも、永い一生のわずかな「ひととき」の時間をすら豊かな、しかも充実した人生でありたいと願うも のである。
もう今では「版画」という言葉をたいていの人は知っているだろう。日本国中、いつでも、どこでも、たやすく現 代版画を観ることができるようになった。そして鑑賞するだけでなく、そう無理することなく一点くらいなら、現代 版画を購入することのできる時代である。東京銀座・日本橋地区だけでも画廊と名のつくものは、五〇〇を超えてい る。きっとあなたの街にも、画廊か美術館があるに違いない。美術館・博物館は全国に約二〇〇〇館が点在している。 いずれにしても、日本の版画を愛好し、収集する人、それぞれ目的はさまざまであろうが、この書がいささかにで も、読者の人生の転機となり、生活者の一助になれば幸いである。あるいは人生の強力な勝利者になるのであれば、 私は神から幸福の切符を手にしたほどの喜びを味わうであろう。
そもそも日本の現代版画を明治以降の近代美術発展史の中で検証することが、仕事の一部のように私自身の肉体に まとわりついている。それは、つまり日本画・洋画・版画・彫刻・工芸・書・デザイン・写真といった日本の現代美 術を鳥瞰した上で「日本版画」をどのように日本美術史に位置づけすべきかである。この点を診断・解明しながら、 「日本の版画家コレクションのすすめ」を、読者に問題提言しつつ、独創的な版画収集論の実践を望みたいのであ る。二〇年におよぶ現代版画とのかかわりをもってきた筆者としては、まず第一に「日本の現代版画は写楽を超えた か」、この主要なテーマを念頭において、読者は版画収集をスタートさせてほしいと思うのである。
お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。
中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。外箱傷、小汚れ。ご理解の上、ご入札ください。もちろん読む分には問題ありません。258622新
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