登場! 横山裕一 New Engineering YUICHI YOKOYAMA 青年

 
				                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                
【詳細】
横山裕一 New Engineering YUICHI YOKOYAMA 

2007年11月1日初版 PictureBox発行

【サイズ】縦 約27.3× 横 約19.5 × 厚み 約1.9cm
【仕様】ソフトカバー
【ページ数】226ページ
【言語】英語

ウィリアム・ブレイクの原始的な衝動とソル・ルウィットのエレガントな幾何学の間に位置する独自の言語で漫画を描いています。哲学的な複雑さと驚くべき視覚的な力の作品であり、彼はこう述べています。未来に設定された物語を書くのではなく、特定の時代や時間への参照から配信される物語を書くことです。世界の歴史が今日私たちが知っているものとは異なる展開になっていたとしたら、人々はさまざまな設定に従って生きていたでしょう。価値観や異なる美学…それは私たちの文明とはまったく異質な文明となるでしょう。」横山作品に関するこの初のアメリカで出版された本は、戦闘と建築という横山の中心テーマの 2 つを組み合わせたものです。グラフィック ストーリーの 1 セットである Public Works では、風景全体に建設される巨大な建造物が詳しく説明されています。私たちが何も知らない建物が誕生していくのを眺めながら、プロットは脇に追いやられ、まったくの形式的な熱意が優先されます。もう 1 つのストーリー セットである Combats では、エレガントに振り付けられた戦闘が次々と続きます。これほど精緻に描かれたファッション、アート、建築の描写と、このレベルのフォーマルな野心を兼ね備えた才能は、マンガ界ではかつて見たことがありません。

横山裕一
宮崎県生まれ。 武蔵野美術大学油絵科卒業。 宮崎県出身だが、父親の仕事の関係で幼少時より転々と国内各地を引越ししていた。 ベニヤ板にペンキで風景や人物を描きながら、自身の絵画のスタイルを模索する日々の中、2000年以降「時間が表現できる」とマンガを発表。イラストの仕事を通じて、2004年に『ニュー土木』で単行本デビューを果たす。「ネオ漫画」 と称される横山の漫画に明確なストーリー展開はなく、複数の登場人物による非友好的かつ目的不明な行為、謎の物体が移動、変形する様子を描写することにより、純粋な時間の流れが表される独創的な作品は、様々な分野で高い評価を得る。現在は、現代アーティストとしても活躍。
著作に『トラベル』『NIWA』『ベビーブーム』『世界地図の間』（以上イースト・プレス）、『アウトドアー』（講談社）、『ルーム』（ハモニカブックス）、画集に『横山裕一カラー画集』（ブルーマーク）などがある。欧米でも翻訳出版されている。

【状態】
購入後、暗所にて保管しておりました。経年しておりますので、若干の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね美本です。
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